This is Love-きっとここから愛なんだ-

社会人ジャニヲタの備忘録

アイドル結婚論

ぷらいべったーに載せてたものの、加筆修正版。

アイドルの結婚に関する自論。賛同してほしいわけではない。否定もあると思う。『だって人間だもの。』(相田みつを)

結婚した人達を許さないとかそういう話じゃなくて、私のモヤモヤした心情の話。

 

 

○はじめに

ついに、推しがいるグループの4/6が結婚した。これは紛れもない事実だ。

結婚報道が出る度に、「独身貴族を貫きそうな坂本くんに担降りします!」とか「坂本くんはまだ結婚しないのかなぁ?!」とか「坂本くん大丈夫??」みたいな話をするのは勘弁していただきたい。毎回『ちょっと黙って??』ってなる。ほっといてくれ。ネタの引き合いに出すな。

話を元戻して最初に未婚の2人の話をすると、‪坂本くんは最後まで結婚しなさそう。と思う反面、もはや「実は事実婚状態の彼女がいます。」とか言われても、なんかもう驚かない気がする私。‬多分ないけど。

健くんは「40までは結婚しない」って言ってるから、40過ぎたらするんじゃないかな。わかんないけど。でもあれだけ色んなことに雑誌で答えてて、「結婚します」も割とハードモードな気もするし。

先のことは分からないけど、25周年までにみんな結婚しそうだよなぁ。とは少し思ってる。

 

 

○アイドルは結婚してはいけないのか

私は、推しに結婚して欲しくないわけではないけど、したらしたで寂しい気持ちにはなるだろうなって思ってる。
ここまで「結婚しないアイドル坂本昌行」を貫いてきた彼だから、結婚する時は、「アイドルをやめる時」だと私は勝手に思っている。(ただの憶測だけど)

素直におめでとうって言えんのかなぁ。すぐには言えない気がするなぁ。相手次第かなぁ。(何様って感じだけど)

2次元のキャラじゃないから、熱愛報道もでるし、結婚もする。それはわかった上で応援してる。だって、めちゃくちゃ魅力的な人達だもの。だから芸能界でアイドルとして活躍してるんだと思うし。でも、彼らがライブやテレビで放つ甘い言葉が、結婚したことにより、一気に薄っぺらく感じてしまうのもまた事実。そもそもリップサービスだってのも分かってるけど、夢見に来てる時に現実がチラつくのはしんどい。

別に、彼女になれるなんて思ってないし、お近づきになれるなんて思ってない。こっちが勝手に好きで応援してるんだってのも分かってる。

でも、ファンサだったり発言が、ただの台詞みたいになるのはなんか違う気もする。まぁ、そもそも既婚組が「愛してるよー」なんてファンサをしてた記憶もあんまりないけど(ないのかよ)、彼らがファンに向けて発する言葉は勘違いしちゃうくらい優しいし、アイドルなの。「みんな俺の彼女ー」(cv.坂本昌行)とか言っちゃうから。まぁ、「そもそもファンサに何求めてんだ、あんなのリップサービスだろ」ってなるんだけど。結論やっぱり、アイドル足るもの夢売る商売なんだから、いきなり現実をチラつかされるのは私が受け付けないだけなのかもしれない。

むしろそれなら、結婚を視野に入れ始めた頃から「お前らは俺にとって家賃だから!光熱費だから!携帯代だから!みんなが金の源だから!!」(cv.中居正広)くらいのことを言っててほしい。

話を戻すが、だからこそ、往年の男性アイドルが早い段階にアイドルの引退を選んできたんだと思う。でも、近年はデビューする年齢も遅い上に、長い期間活動をしてくれている。そこがそもそも変わってきた。

48系のグループが恋愛禁止なことに対し、なんでジャニはそれほど言われないのだろうか。それは彼らが男だから、結婚してもアイドル業で仕事をして稼ぐことを当たり前と見られているからなのだろうか。まぁ、そもそも48系は「解散」の概念がないから、個人の思いで抜けてくことが出来るんだけども。あの中で40過ぎてもアイドルを全うしてる女性は多分いないし、昔の女性アイドルもそうだと思う。それは何故なのか考えてみてほしい。今のご時世、男女問わず結婚してもずっとアイドルでいることが許されるか、許されないかって言ったら、圧倒的に後者が多いと思う。それは、やはり現実がチラつくのはアイドルとしては致命傷なのだろう。

 

 

○結婚と活動の縮小の関係性

担降り騒動とかがあるくらいだ。そりゃ離れてくファンもいるだろう。そして、ファンが減ることがどれくらい大変なことなのかを、きっとメンバーはわかってるはずだ。会社が総力上げて若手を売り出してる今、デビュー組は自力で仕事を取りにいかないと、 オファーだけではどんどん露出は減ると思う。

それこそ、自力で仕事のオーディション受けるとか、なんか自分の頑張ってることで仕事を繋いでいかないといけない。でも、個々の仕事ばかり増やしてもグループの活動は増えない。(増えてもドラマの主題歌くらいか。)

ある程度の集客率が見込めないと、ツアーもやらせてもらえないと思うし(若手の方がたくさん人が来るなら余計に)、売上が落ちれば円盤のリリース枚数だって減る。そういうもんだと思う。会社がYouTubeとか色んなものを使って、若手を売り出そうとしてる中で、会社のお金には限りがある。切るなら売れてない人達だってのは、それはどの会社でも同じで、アイドルだから特別扱いされる訳でもない。
それに、芸歴が上がるにつれてギャラも上がる。高いギャラ払って割に合わないなら、安いギャラで採算とれる方にするでしょ。

別に彼らが売れてないって言うわけじゃなくて。6人揃ったレギュラーもない、ライブも2年おき、シングルだって今度の9係ででるかどうか。不安は募る。「愛なんだ」の特番だって「学校へ行こう!」時代からの細々と繋ぎとめた仕事だし、今後は今回の視聴と反響次第だろう。

だから、私は一縷の望みをかけて、円盤買ったりCD買ったり、雑誌を買ったりして公式にお金を落とし続けるのだけど。少しでも長く推しがアイドルでグループのメンバーでいれるように。でも、アイドルであることを求めることが、彼らにとって負担になってるのではないか。と思うこともある。

だから正直、「グループでの活動が全く無いのにグループで居続けるか」「個人の活動にシフトするか」ってなった時に、彼らはどっちを選ぶんだろうか。ってのは最近よく考えるし、諸々そういうのを踏まえた上で、結婚のタイミングとかを決めるんだと思う。ってなると、そろそろ後輩に座を譲ろうかな??って話が少なからず出てるのかなぁって勘ぐってしまう。

ジャニのグループと他と違うところは、「アイドルであること。」と「若手が控えてること。」だ。彼らが仮に、エイベさん所属のアーティストであれば、こんなことは考えない。でも、彼らはあの会社でグループでいる以上は、良くも悪くもアイドルなのだ。

ジャニの若手が結婚に踏み込まないのは、結婚した時のリスク(ファン離れ、売上の低下etc)を考えた時に、まだビビる自分がいるからだと思うの。

(昔中居くんが司会の「中居のかけ算」で、城島くんと坂本くんと中居くんの対談で結婚の話になった時に。「自分に自信が無い。仕事面で見ても、、、」って言ってた坂本くんを思い出すのだけど。)

でもそれが、ファンといろんな関係性を築いてきて、キャリアも積んで来て自信を持って、その上で結婚するってのを決めるのは、それなりの覚悟を持って決めてるんだと思うし、その判断を否定するつもりは無い。

でも、ファンだってみんな同じ方向を向いてるわけじゃないから、離れてるファンもいれば、ずっと応援してくれるファンもいるとは思う。その二極化は仕方がないことだし、否定することでもないとおもうのよね。

 

○アイドルのファンを続けるための覚悟
個人的には、ある程度腹をくくって決めてくれたなら、それは応援したい気持ちはある。すぐに切り替えてってのは難しいかもだけど。

そうやって考えると、これから先も彼らを応援していくためには、ある程度の最悪の未来を想定して生きていくしかないのかな。そうすれば、最後の最後が来た時に、快く送り出してあげることができるのだろうか。。
「アイドルは虚像だから、いつかは解散するし、いなくなってしまう」ってどこかで割り切るしかないのかな。

35過ぎたらどのグループもマジで覚悟を決めた方が、のちのちの自分が楽だと思う。これだけ言ってても、私は坂本くんが結婚したら、感情が行方不明になるとは思うし。

正直、彼らに関しては、25周年がターニングポイントたと思う。私のもう1人の推しが超えられなかったグループ25周年の壁は(この話すると、またかよって思う人も多いと思うけど。)、みんなが思ってる以上にハードルが高いものだと、私は感じてる。だからこそ、ここ数年の連続での結婚報道ほど怖いものはないし、毎回びくびくしてる。

だってもう1人の推しは、他のメンバーが結婚したわけでも、アイドル活動になんか変な空気が流れてた訳でもないのに、25周年迎えられなかったんだから。(一緒にすんなって言われるとそれまでだけど。これば個人的な主観です。)

「メンバーが仲良いから解散しない」なんていうことは無い。これは断言する。終わりは唐突に訪れる。そして、こちらの力ではどうにも出来ないから。ただただ受け入れるしかない。

それに「解散しなかったからと言って今まで通りにグループの仕事があるとも限らない」。

正直ONESコンの初回Aのドキュメントで彼らが話した言葉が、私の中で結構きてる。私が荒んだ解釈をしてるだけかもだけど。(ネタバレになるから内容は控えるけど)

結婚するなとは言わない。みんな年齢も年齢だし、それぞれ幸せになってほしいとも思う。(もちろん、結婚が幸せの全てだとは思ってないし、仮に結婚したとしてもアイドル活動に徹するなら私生活は見せないのが吉だとは思うけど)
でも、もし最悪の事態をやそれに類するものを視野に入れてるなら、その発端がなんであれ、そろそろ個人の発言じゃなくて、グループの方針を示して欲しい。いきなり目の前から大好きなグループが消えるのは、もう体験したくない。あの思いは1度で十分だ。

また逆に、6人全員結婚しても既婚者アイドルとして続ける気でいるなら、その思いをちゃんと発信してほしい。それだけで、少しは安心できるから。一層のこと、「みんな認めてくれるなら全員がパパになってもアイドルやるよ?」とかでもいいよ。(それを会社が認めてくれるかは分からないけども)

 

 

○最後に
もちろん、結婚は「おめでたい」と思ってるし、祝福の気持ちを持ってます。
結婚された皆様、おめでとうございます。末永くお幸せに。

今までいろんなことを我慢しきたと思うし、貴方たちが幸せならそれで良いです。貴方たちのことが嫌いな訳では無い。アイドルであろうがなかろうがV6のことは大好きだし、だからこそこのままでいて欲しい気持ちが強くなってしまう。

もちろん、結婚が全ての元凶に繋がると思ってるわけではないけど、ただ今は、ここ数年の連続した結婚報告に、不安な気持ちの方が優ってしまうことを、許して欲しい。