This is Love-きっとここから愛なんだ-

社会人ジャニヲタの備忘録

君が人生の時 観劇日記+レポ

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坂本くん主演の舞台「君が人生の時」千穐楽おめでとうございます!

今回は、6/13(ぴあ枠)、6/24(e+枠)、6/26(FC枠)、7/1(ぴあ枠 リセール)の4回観劇してきました。引きの良い自名義に感謝。

 

・はじめに

時代背景とか、ストーリー的にも少し難しいかなぁ。と思い、今回は原作もあることだし「ウィリアム・サローヤン戯曲集 」の中に入っている「君が人生の時」ウィリアム・サローヤン著、加藤道夫訳 早川書房(写真上)を読んでから観劇に挑みました。(ただの文学ヲタ)

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 中央公論社からも出版されていますが(写真下)、版がだいぶ古いのと、旧字での記載が多く書体も読みづらいので、早川書房の方が読みやすいかもしれません。どちらにせよ廃版なので、公共図書館か古本屋さんでしかお目にかかれないと思います。(机が汚いのは目を瞑って下さい←)

 

 ・作品の個人的な解釈と感想

(セリフはニュアンス)

個人的にとても好きなのは、ジョーが、クラップとマッカーシーに言う「俺はみんなの味方だ!1人1人順番にな!」っていうセリフと、メアリーに言う「文化的な生活を心がけているんです。それは、つまり他人の生活を決して傷つけないような生き方を。」ってセリフ。

 

ジョーは、色んなことに敬意を払って生きてる。過去にとても辛い出来事があったからなのか、考えて生きることに疲れたのか。ジョーはあのニックの店のあの席から動くことは本当に少ない。けど、誰とでもシャンパンを飲むし、誰の話でも聞く、そして手元にあるお金を自分のためだけじゃなくて、人のためにも使う。

でも、そのお金は誰かによってジョーの元に届くわけで、彼もまた誰かに生かされてるんだなぁって思ったり。

 

そんなジョーは感情を表に出すのが得意ではない。作品の中で自分の感情を優先して嫌悪感を大きく出すのは、ブリックと、社交界の紳士ぐらいだ。あの2人の共通点は恐らく"お偉いさん"だということ。恐らく彼の「お金に対する嫌悪感」が物凄くあるんだと思う。恐らく、ジョーは自分のことが嫌いなんだろう。

 

個人的に、木場勝己さん演じる、キット・カーソンがとても好き。彼の話は嘘なのかもしれないし、本当なのかもしれない。でも、彼の話す武勇伝は人を惹きつける何かがあると思う。(居酒屋であんなおじいちゃんが話してたら、私めっちゃ聴いちゃうし、多分まるっと信じてしまうきがする←)

でも、彼の話を信じてくれる人はいなく、彼の話を信じると言ってくれたのはジョーだけだった。ジョー自身も本当は嘘だと思っているのかもしれない、でも、彼の話を信じてあげることが、彼への敬意だと思ってるんだろうなぁ。

 

 キティー・デュバルに対しても同じだ、彼女が「バーレスクのスターだった」と言えば、きっとそうなんだろう。ジョーの中ではそれが本当かどうかなんてあまり関係ない。

助けて貰ったお礼に足が悪いジョーの使いっ走りをするトムに対しても、彼が本当に困っている時、ジョーがトムを助けるために使いっ走りをする。

本当に、あの酒場にいる人、全ての人に敬意を払いるんだなぁと。

 

「祖国に誇りを持ち、みんな違ってみんなそれぞれで生きている、それでいいんじゃないか?」っていうのが、民主主義国家アメリカ国民の理想の姿であり、現実とは程遠い部分だったんだろうなぁと。

結局、そんな理想を持つ国民も、法と秩序は絶対であり、人種による差別、仕事による差別に苛立ちを持つし、警察に歯向かえばやられてしまう。

警察官のクラップが言う「みんな狂っているんだ。」って言うのがとても響いた。誰もが平和な暮らしを求め、争いなんてしたくないはずなのに、なぜ世の中は争いで溢れかえっているのか。

ニックが言う「俺たちが気が狂う理由の一つはそれだよ。今やってる仕事は誰もが仕方なくやっているもので、生きるためには嫌な仕事でもなんでもやらなくてはいけないんだよ」。どの時代も同じなんだなぁと。今の仕事好きだけど、働かなくて大金が手に入るならそうしたいもの。

 

 

怒りを滅多に表に出さないジョーが、人のことで怒り、拳銃まで取り出したのは、「トムとキティの為になら何でもしたい」という彼の心境の変化なのか。
だって、最後のブリックを撃つシーン。あの拳銃に弾は込めてない。キット・カーソンに拳銃の使い方話を教えてもらった後に弾を取り出すシーンがある。その後に弾を入れた演技はない。つまり、とっさの行動だっのではないかなぁと。「俺はいつか誰かを殺したいと思っていた、だが、俺は誰を殺したらいいかが分からなかった」って言うけど、この酒場の皆のためなら人を殺してもいいという気持ちになったということか。

 

ジョオは何者なんだろ。足を怪我してるのは以前の戦場での怪我か、もっと前か。「世の中がこういう状態である限り俺は金に困らない」って言ってたし、戦争に関わってるのか(6連発銃には詳しくないけど)、顔は広そう。裏社会で生きてるとか?(銃には詳しくないけど)本当に謎が多い人物だ。

 

君が人生の時。つまりは、「誰もが自分の人生の中では自分が主役である」っていう解釈を私はしていたんだけど、きっと、それぞれの人が主役の人生に、周りの人がとやかく言うのは違う、「自分が思ったように生き、いろんな人と出会い話をして、また違う生き方になれば、それはそれで貴方の人生だ」っていう感じなのかなぁと。「主役は自分だけど、周りも脇役な訳ではなく、それぞれの目線で見たら主役」というか。

 人の生き方は否定出来ないし、それを含めて相手の人生なんだなってのを考えさせられる舞台でした。

 

 ・観劇レポ(坂本くんメイン)

初日:セリフを少し噛んだ坂本くん。舞台の流れを追うことに必死だった私。(あまり記憶が無い)

 

24日:ハリーが舞台を壊し、アドリブ祭になる。でも、あの場でキティーとジョーが笑わないのはほんと凄かった。会場大爆笑だったもん。。

この日は唯一の上手側だったので、坂本さんの横顔を拝み続けることになり、心臓が飛び出るかと思いました。(横顔好き)

 

 26日:実質前から2列目だったので細かいセットまで見れました。ニックの右腕にバラ(多分)の刺青が入ってて、スペイン系なのかなぁっておもったり。お母さんとの会話もラテン語だったし(「モッツァレラ!」って言ってたから絶対本当のラテン語じゃない気がするけど!笑)

あとは、前の席だったから扉の向こう側も少し見えて、外でもちゃんとお芝居が行われてて、とても臨場感あった!

下手側だったのでやたら坂本さんと目が合う(錯覚)

 

1日:ジョオの椅子にもクッションがついた?いつから付いてたんだろあれ。お客さんの反応が大きかった気がする。笑ったりする声も。観客も男の人が多かったのかな。今日の舞台私は最後だったので全体を見てみた。ウィリーがゲームに向き合う姿がとても面白かった。重心の位置を工夫したり、弱く打ってみたり、強く打ってみたり。一人黙々とゲームに挑戦し続けてるの。すごいよあれ。

あとは、トムがガムを柱に叩きつけて、その後サムがそのガムを取り、ニックがトムを新聞でぶん殴るって流れまでちゃんと見届けたので満足←

そして、下手側だから目が(以下略)

 

・劇中の曲

「When Irish Eyes are Smiling(アイルランドの瞳が微笑む時)」新聞売りの少年が美しいテノールを披露した時の曲。

「My Country'Tis of thee(アメリカ愛国歌の一つ) 」ウィリーがニックの店のゲームに勝った時に流れた曲。(我が祖国、汝が為に、美しい自由の国よ、汝がために我は歌わん)

「Let The Lower Lihgts Be Burning」ジョオがたまに頼んで聖歌隊に歌わせた賛美歌。(船べりに灯火燃やし、波の面に光送らん)

「Missouri Waltz(ミゾリーワルツ)」劇中で一番流れるジョーが好きなワルツ。蓄音機の7番の曲。

 YouTubeでも聴けるので、気分を味わいたい方は是非に。

 

(タイトルわからないやつ)

メアリーとジョーが話してる場面で色男が蓄音機でかけた曲。(おそらくユーフォニアム独奏曲、ピアノ伴奏)

ブリックがキティーを踊らせた蓄音機の曲。(某夢の国の入口で流れてそうな曲)

曲名発掘したら更新します←

 

・ミュージカルもいいけど、ストレートプレイも良いよね♡

歌って踊るミュージカルも大好きだし、まだまだやってほしい作品沢山あるんだけど、こういうストレートプレイのお芝居もとても良いなぁって感じなので、是非こういう舞台の仕事も沢山して欲しい(。•ᴗ•。)♡

坂本くん、舞台のお仕事大好きなんだろうなーってのが伝わってくるから、いつかの雑誌にも書いてたけど、本当に天職だと思うんだよなぁ。アイドルの坂本くんも大好きだけど、舞台俳優としての坂本昌行も大好きなんだよーーー。

 

ありがたい事に、ライブツアーも参加できるので、次はアイドルの坂本くんを堪能したいと思います( 'ω')و ̑

「私を酒場に連れてって」か、「私の名前を当てて!+自分の頭文字」の団扇を作ろうか本気で悩み始めたから末期だな。( )

 

サローヤンの作品、原作も気になる方は是非に(*˙˘˙*)❥❥

無限の住人 ライビュ+鑑賞の感想

ふせったー掲載内容を少し加筆修正。

映画やってた時期に、仕事も立て込み、作品の系統的に友達も誘えず結局リピまでこぎつけなかったな、、、、。

DVDでたら買います!それで貢献する‼︎

 

 

《ライビュ感想》
インタビューの内容は
「不死身そうな人」「無限の休みが貰えるなら」の2つでした!
海老蔵さん、この舞台挨拶が初めての無限の住人キャストとしての巡業だったらしく、終始楽しそうでした⋈*.。
「不死身そうな人」では、海老蔵さんに軍配があがってて、流石だなぁと。
そんな海老蔵さんは三池監督を選んでました♪♪

「無限の休みが貰えるなら」という質問に、
木村くんは無限の休みが貰えるなら、まだ行ったことのない場所に行きたいそうです。
花ちゃんが「寝ます!」って言ってて可愛かった。お休みなかなかないんだろうなぁ。
戸田さんは「世界一周とかしたいんですけど、食いっぱぐれちゃいそうなので、木村さんの家か海老蔵さんの家に居候します!」って言ってて、可愛かった♡
福士くんは「バックパッカーで世界を旅する。」
市原くんは「二輪とカメラで旅をしたい!」
満島くんは「じっとすることに挑戦する」
海老蔵さんは「食いっぱぐれは困るのでこっそり働く」
三池監督は「居酒屋さんでバイトをする」
って仰っていて、個性が出るなぁって思ってました(*˙˘˙*)❥❥

海老蔵さんから木村くんのエピソードが沢山聞けました!木村くんの「さすがっすね!」頂きましたー!

写真を撮る場面では、木村くん抜きの写真と有りの写真を撮っていて。木村くん抜けてる時に海老蔵さんが「来ちゃえば?」みたいな事言ってて戸田さんに怒られる場面も笑
ほんと、ネットニュースとかの写真OKにしようよー!事務所さん!

一つ残念だったのは、最後にキャストの皆さんが、客席側の通路を通って退場された時に、結構な人が立ち上がって人を押しのけて通路に向かってたのが映ってしまったこと。久しぶりに会えるるので、興奮ひてしまったのはわかる。でもいい大人がバッファ行為するのはほんと見てて恥ずかしいし、すごく残念な気持ちになった。手を伸ばすのはまだ許せる。100歩譲って許す。でも、席移動はダメだろ。いい大人がーーー!って思ってしまった。(なんか後味悪くてごめんなさい)


<映画本編>⚠︎以下ネタバレ含
今回はマンガ読まずに行ったので、ストーリーもWSで見る程度にしか入れてなかったのですが。

すっごく人が死にます。
「ぶった斬りエンターテインメント!」って言っちゃうのが分かる。ってくらいぶった斬ります。
生々しいシーンは数回だけど、血がドバーッとって感じは割とあるので、苦手な人はホント苦手かもしれない。でも、1回は観てもらいたいなぁって。木村くんの演技だけでなく、キャストの皆さんの演技とアクションが本当に凄いので、これはぜひ多くの人に見て頂きたい。
「やばそう!」って思ったらちょっと目を瞑って凌いでください←
映画自体の後味は悪くないので!!!

愛する人を守るためにはみんな強くなれるんだなぁ。不死身であってもそうでなくても。ってのが個人的に感じた感想です。咲を守る万次、影久を守る槇絵、親の敵と万次を守りたい咲。それぞれの思いが強くて、本当にかっこよかった(´ ˘ `๑)♡

 

※エンドロールで、Jストの名前出てたけど、ジュリーさんの名前なかったから、Jドリの代わりに少し関わっただけって感じかと。
(図書戦とかはがっつりエンドロールでジュリーさんの名前でてたから。)

DVDはワーナーさんから出るんじゃないかなー⋈*.。ってのが個人の感想。

複数名義と重複応募についてわかりやすく説明するよ。 (追記)

複数名義・重複応募に関して勘違いしている人があまりにも多いのでまとめました。現行の規約・今回改定されたもの・チケット応募の際に届く紙に書かれていることを分かり易くまとめたつもりです。疑問質問あればお気軽にどうぞ。でも少しは自分で考えてからにしてくださいね。

 

◎複数名義での参加とは

友人や家族の名義を本人の意思に関係なく利用して応募し、その名義が当選した際に名義人以外の人だけ参加する方法。

 

・本来のルールを守っている人

自分の名義+応募の時点で行く気のある家族・友人の名義でそれぞれが応募→申し込んだ名義で参加。

→家族名義で申し込んだ場合も、申し込んだ名義人本人がが参加すれば問題なし。家族間の名義貸与は不可。

規約違反の複数名義

自分の名義+全く行く気のない家族・友人・第三者の名義で応募→自分+名義人でない別の人と参加、全く関係ない人に全てのチケットを譲渡

 

全く行く気のない家族・友人の名義とは..

①入会の際に同一住所での会員登録ができない為、友人や家族等の第三者に住所・電話番号を借りて、会費を渡して入会してもらっているパターン。(会員資格・住所の貸与)

②もともとFC会員の家族・友人が、自分の参加予定の無い公演への申し込みを手伝うパターン(名義貸し)

上記の2つは、現行のFC規約3条(禁止事項)、改定されたFC規約の9条(会員の義務)、10条(禁止事項)、現行のチケット販売規約の10条(禁止事項)に違反。

 

また、当選したチケットを高値で譲渡・転売(サイト・SNS全てを含む)する行為は、

現行のチケット販売規約5条(禁止事項)、改定されたチケット販売規約9条(転売などの禁止)に違反。

 

しかし、今の段階で名義人が、「申し込みの段階で行く気が合ったけど都合が悪くなりいけなくなった」のか、「最初から行く気がなかった」のかを見分けることは難しい。

→無償・定価での譲渡も不可となった。 改定されたチケット販売規約9条(転売などの禁止)

 

△余談△ 私の考えた解決策(案)

チケットをキャンセル可(回数制限あり)とし、キャンセルチケットはFC会員の落選組+交換を探している組の中から、参加公演数の少ない順に日付指定で再抽選するシステムをつくる。

相手指定の譲渡・交換制度だと、FC会員同士のチケ交換ネットワークの輪に入れていない会員が不利である上に、条件の良い人との取引になる可能性が高いため、再抽選が一番平等であると考えた。

キャンセル回数の制限をすることで、とりあえず応募も減少するのではないかという期待を込めて。

 

◎重複応募とは

応募した全ての公演に当選した時に、分身をしなくては参加できない状態になる申込方法。(当選したら名義人が必ず参加するものとして説明する)

 

ケース①申込の際に代表者・同行者(非会員を含む)の記名が必要な場合

例1)応募回数に制限がない場合(以下の説明は4人ともFC会員の場合)

◎:代表者 〇:同行者 塗りつぶし:申込不可

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申込回数に制限はないが、全行程の中で、同じ日、同じ時間の公演には、◎・〇はどちらかしかつかない。

つまり、、10月6日の公演に関して、上図の申し込みをした際には、Bさんを代表者にしてAさん、Cさん、Dさんを同行者として申し込むことはできない。それに加え、新しくEさんから誘いを受けても、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんは代表者にも同行者にも書けないわけである。

 

申し込み回数に制限はないので、一名義で複数会場にに申し込みが可能、当選の可能性もある。

(同行者が非会員の場合は、同行者を代表者にすることは不可。)

 

例2)同行者・代表者を各1回のみ可の場合

◎:代表者 〇:同行者 塗りつぶし:申込不可

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全ての公演日程のうち、◎・〇は各1回まで。

 同行者・代行者は入れ替えでなくてもOK。ただ、どちらも使えるのは各1回までですよ。ってこと。

 

例3)代表・同行どちらか1回までの場合。

◎:代表者 〇:同行者 塗りつぶし:申込不可

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全日程で◎・〇はどちらか1回のみ。

 

これらの3つの申し込み方法で、重複申込が発覚した場合、チケットの申し込みは全て無効になる可能性がありますのでご注意ください。

 

ケース② 同行者情報の事前記入がいらない場合。

本来は、ケース①の例1)~例3)と同様の申込方法となるはずだが、同行予定の人が都合が付かなくなった場合には実質変更することができる。

申込の際に同行者を決めないまま、2枚で申込、当選してから同行者を探すのは、転売目的の申込となるので、本来はチケット販売規約(現行の5条、改定の9条)に違反。

だが、その取締りは不可能に近い。個人的にここは、幅を持たせている部分。今までと変わらないお慈悲の部分だと考えている。

 

今はうまくすり抜けられていても、この同行者枠の転売が続けば今後同行者の本人確認も厳しくなると思われる。

この部分をどう使うかは会員に委ねられているというか、、。

まぁ、どちらにせよ代表者は必ず参加できることが必須。万が一同行者を後で探す、変更することになった場合も高額転売することはやめましょう。

 

※これなら重複応募の多ステができるよ!って言いたいわけじゃないので悪しからず。

 

◎余談(家族名義が当たりにくい理由を考える)
ちゃんと家族が行くのに、家族明記がどっちかしかあたらないんだけどーーー!って意見をよく見かけるので考えてみた。

 仮に、
①私+親の名義で申し込み
②私+友達の明記で申し込み
③親+親の友達の名義で申し込み
をしたとして、
①と②/①と③が当選する確率と、②と③が当選する確率とだったら、後者の方が当選確率高いっていうだけなんじゃないのかなぁ。
つまり、前者だと「私」か「親」がツアーに2回参加できるわけで。これだと「一人でも多くのお客様に」っていうのに引っかかるというか。(人気公演の場合ね)
今は、同行者の記入が要らないケースが多くて、その区別がつかないから、家族名義ってどちらかしか当たりにくいってことなのかと。これはただの予想だけど。

 

◎まとめ

今回の規約改正は、複数名義×重複応募のダブル違反コンボにより、転売チケが増加したことが元凶だと思っています。

 

簡単に言えば、申込の時点で参加することが可能な公演、当選したら仕事を休める公演にだけ申込みましょう!!ってこと。申込の際に「どこでも良い」を選ぶと、追加公演とかに回されるパターンもあるから気を付けてくださいね。

友人や家族と申し込む際も、自分がどの公演で代表者なのか、同行者なのかを考えて申し込んでくださいね。本来「友人と被ったので譲ります」ってあり得ないはずなので。被ってあたった時には、それぞれで同行者決めていけよ!ってことかと。

よく、FC会員同士で、「同行予定の人でみんなで同じ日希望で申し込もう!チケット被ったら誰かに譲ればいいし!!」っていうのを見かけますが、名義人がいかないのであれば、転売行為ですよ、、。っていう。

 

今後少なくとも、代表者への本人確認は厳しくなると思うので、複数名義を持ってる人はそれを使ってバレて自分の名義まで剥奪+今後の入会不可ってこともあり得ると思うので、よくよく自分の胸に手を当てて、その名義をどうすべきか考えてくださいね←

 

後、ものすごく勘違いが多いんですが、ケース①の例1)の申込みの場合は、公演の重複にならなければ、複数回申し込むこと、それで当選することはなんの規約違反でもありません。このやり方に置ける多ステは認められています。

重複応募・譲渡をしなければ、友達や家族と代表者・同行者をどうするのか相談してチケットを取ることは、なんの違反でもないわけです。

あくまで、故意的に行く気のない人の名義を使って多ステをすること、行けるかわからない日程でとりあえず応募して結果行けなくて名義人不在のまま譲渡することなどが規約違反です。同行者の記入が要らない、ケース②の時にどうすべきかは、自分でよく考えてくださいね。

 

今回のチケット販売規約改正に対して思うこと(個人的な意見)

チケット販売規約に関する、否定的な意見を見ていると、ちょっと一回現行の規約読み直してこい!って言いたくなってしまうのですが。辛辣な言葉になってしまっていたらすみません。先に謝っておきます。

 

そもそも複数名義や名義貸与って規約違反ですから――!!!

このチケット販売規約が改正される前から「転売禁止や、正規ルート外からの購入禁止のお願い」はコン事務サイドから出ていたわけで、複数名義の禁止は前々から規約に書かれていた。何でもかんでも「どっかのファンが文句言ったせいで、、」みたいに言うのはお門違いである。

それに、「複数回申し込み可能」と書かれている公演に関しては、重複申し込みをしなければ、複数公演申し込むことはなんの規約違反でもないし、当たらないなんて事務所は一言も言っていないのである。(実際に当たるかは別)それに、「一人でも多くのチケット購入者の方にコンサート及び舞台を見ていただくことを目的としたもの」という文面はわたし確認できる最古の平成17年の規約から存在されている。(それより前の話は知らないけど、規約変わってんだから前の規約では書いてなかった!とか、名義たくさん作らせたのは事務所じゃん!みたいな話は通らないと思うよ)。そもそも現行の規約の時点で名義を増やして、同行とかじゃなくて、がっつり名義借用で複数回参戦するのは、事務所の本来のチケット販売規約に反している。それを勘違いしてはいけない。

複数名義での多ステは現時点で規約違反なんだよ。複数名義の方々が複数名義を辞める/使わなければ 一名義で複数回当たるかもしれないのに、勝手にルール破って使い続けて首を絞めてるのは自分たちだということに早く気づいて欲しい。

複数名義はグレーだって決めてたのはファンの都合のいい解釈であって、規約上事務所は認めてなかったってだけ

 

もし、自分たちの複数名義は正当だと思われる方は、「不服申し立て」すれば良いかと。新規約ではそれも認めておりますので。家族の名義で申し込んでいる人は、本当に代表者として申し込んだ家族がライブに参加できているのであろうか。もちろん、きちんとルールを守っていらっしゃる方も存在するとは思うけど、そういう人からは今回の規約改定への文句は出ないと思うんですよ。真っ先に複数名義に関する文句が出るのは、グレーゾーンをすり抜けて来た方だけだと思うのです。赤信号みんなで渡れば怖くない的な。) 

 

そもそも、「昔は複数名義が当たり前だった」 というご意見を持たれている方は、昔の法律では許されていたけど、今の法律ではだめになってしまった物に関して、「昔はよかったのに」という考えが通用すると思っていらっしゃるのだろうか。今までは、規約が改正されても通知もなにもなかったため、「知らなかった」と言うこともできたかもしれないが、今回の規約改正の通知により、そんなことは通用しないかと。

 

私もFCチケットを定価譲渡して頂いた経験はあるので、今回の定価譲渡もNGという規約への記載は、ついに来たかという感じですが、近年の高額転売の数を見ていると仕方ないのかなぁとも思います。「ルール破る人が多いなら、まずその名義を何とかするところからですよねー」と。その裁きを受ける範囲が高額転売をしていない人へも及んでしまっている根源は、複数名義の使用・名義貸与・高額転売の増加だってことです(むしろ、高額を積んで何公演も入ったりしてきた方や、複数名義使ってる方は、全力でマナー守ってきたファンに謝った方がいいと思います。)

複数名義をある程度消滅させてからの公式譲渡制度の確立の予定なのかなぁと。(勝手な予想ですが)。

 

新しい規約は6月1日改定だから!それより前に申し込んだ案件は現行の規約だから! 

それに、このチケット販売規約の改定は6月1日付。つまり、それより前に申込期間を終えているグループのライブに関しては、まだ施行されていないことになる。つまり、第一弾はV6のコンサートなのかなぁと思っている。(申込6月2日からだし)それより前に申し込んだものに関しては、個々のグループごとに申し込みの際に詳しいことが書かれたお知らせが来ているはずだから、それを熟読してくれ。同行者の名前を書く欄がなければ同行者の確認はないし、記入欄はないけど同行者を決めておいてくださいと言われている場合は、会場で初めて会う場合でもフルネームと電話番号くらいは事前に交換しておけばよくない?って思ってしまうわけです。

 

今回の改定でも、全てのチケットで同行者の記名を求めるなんて一言も書いていないし、一応同行という抜け道は残してくれているだけでも感謝したらいいと思う。代表者の分は譲渡できないけど、同行の分は譲渡できるケースはきちんと残されているじゃないか。

決められたルールで全員が申し込めば有効会員数が減少して、一名義での多ステが可能になるかもしれない。こちらがキチンとルールを守れた状態になって、初めて定価譲渡の制度を考えてもらえるくらいの気持ちでいたらいいと思うのよ。もちろん冠婚葬祭とか、急な仕事とかいろんな事情があるから、定価譲渡の制度は、早急に考えてほしい案件ではあるけれども。徐々に徐々にかなぁと。

 

 

「今までグレーでバレなきゃよかったのに、余計なことを、、。」って意見を正当化する方をたくさん見かけすぎてちょっとイライラしてしました。反省。

 

まぁ、どちらにせよ、きちんと規約を守っている人にとっては万々歳な改訂内容だと思っている次第です。

チケット販売規約を読み込んでみた。

こんばんは。先日の規約改正に関するブログを多くの方に読んでいただいているようで恐縮しております。さて、規約読解企画第2弾です。今回はチケット販売規約編。こちらも大幅な改定がありましたので、ぜひ一度読まれることをオススメします。せめて、3条(チケットの購入申し込み)、9条(転売等の禁止)、10条(禁止事項)くらいは。

 

チケット販売規約(現行)の内容

これも会員規約と同じ紙に印刷されているもので、最終更新は平成17年4月1日でした。チケットを買う人はこれに了承したってことで購入してね!という規約です。解説がいりそうな所は詳しく書いています。

現行の規約は、

1条(基本規約)

何のためにある規約ですよーっていう説明。「一人でも多くのチケット購入者の方にコンサート及び舞台を見ていただくことを目的とちたもの」

2条(チケットの販売)

抽選してチケットを配送します。期日までに入金してくださいね。払わなかったり決められた方法以外で振り込んでも無効です。とかいう話。

3条(申し込みの無効)

転売チケや実在が疑われる人の当選などは無効だよ。

4条(チケットの発送)

決められた方法で決められた期日までにチケットを送りますよーって話。

5条(禁止事項)

転売目的、高額転売、ダフ屋からの購入とかはだめですよー。

6条(入場の制限・退場)

こういう時は入場制限したり、退場してもらいますよって内容。

7条(規約違反者への対処)

規約を守らない人へは、こういう対応をしますよって話。チケット転売、同じ住所からこら多数申込、同じ筆跡での他名義での申し込みは無効にしますよってこと。など。

8条(個人情報ほ取扱いについて)

9条(本規約の変更)

予告無く改訂しますよ。

10条(管轄裁判所)

なんかあって争う時は東京地方裁判所でーって話。

で構成されていました。

 

 チケット販売規約(平成29年6月1日改正・施行)の改訂内容

7条から16条に増加という大幅な改正がありました。各項目とその内容を簡潔に示します。(追加項目で大事そうなところは色をつけました)

1条(目的及び適応範囲)

この規約の目的。申し込んだ人はこの規約に同意したってことだよね?って話。

「一人でも多くのチケット購入者の方にコンサート及び舞台を見ていただくことを目的としたもの」

2条(チケットの販売方法)

公演ごとに枚数指定や申し込み回数の上限がつくことがありますよ。

抽選だから申し込み順じゃないよー。ってこと。

3条(チケットの購入申込)

申込者が多数の場合は抽選にします。チケット申込者が当選した時に限りチケット購入契約を結んだことにします。同行者の記名が必要な場合は、書かれた同行者のみが公演を見るためだけに購入したものとします。※1

4条(必要料金の支払い)

期限までに必要額を支払ってくださいねって話。前払いの場合の返金は、期間内に手数料引いて返金と明記。

5条(チケットの引渡し)

もともと登録してある住所への配送、アドレスへの送信によりチケットを購入者に引き渡しますよ。なんか疑われるような内容があった場合は調査が終了するまで引き渡しを保留することがありますよ。と明記。

6条(チケットの取替・変更・キャンセル)

当選したチケットを購入者の希望で取替・変更・キャンセルはできません。というか、申し込んだ時点でキャンセルはできませんよ。

7条(紛失・盗難)

発送・送信後のチケットは、紛失・盗難・破損等どんな理由でも再発行しません。

8条(中止による払戻し)

チケットの払い戻しは当社が行います。前払いでのチケット抽選の落選時の払戻し手数料は購入者負担ですが、会社の都合による払戻しの手数料は会社負担とします。事務所主催でない公演に関しては、その主催者が払い戻しを主催者の定める方法で行います。

9条(転売などの禁止) ※2

有償・無償問わずの譲渡、同行者を先に決めた際に別の同行者にチケットを譲渡する行為、転売を試みる行為、転売のために第三者にチケットを譲渡する行為、インターネットオークションサイトやチケット転売サイトなどに出品・提示する行為は全て禁止。このような行為が判明した場合は、全てのチケットを無効とし、チケット代の返金もなし。転売行為で第三者に被害が出た場合は、その額はチケットの最初の購入者(申込者)の負担とする。また、今後のサービスの利用をお断りする可能性あり。

10条(禁止事項) ※3

家族以外の同一住所での複数申し込み(複数申し込み不可の場合)、自分の名義以外での購入、同一人物が複数の名義を利用して購入申し込みをする行為、転売譲渡、会員証の提示や本人確認の拒否などなど。

11条(個人情報の取り扱いについて)

12条(チケットについての免責)

こういったときのチケットに関する責任は一切負いませんよ、という内容。

13条(サービス中止・中断・変更等)

こういった場合はサービスを中止・中断・変更しますよ、という内容。

14条(免責)

こういったときの責任は一切負いませんよ、という内容。

15条(本規約の変更)

変更したらメールやサイトへの掲載で通知しますよ。何か不服があれば申し立てができますよ。という内容。

16条(管轄裁判所)

なんか争うときは、東京地方裁判所または、東京簡易裁判所を第一審の管轄裁判所にしますよ。ということ。

 

 

※1 全てのチケットが先に同行者の記入を求めているわけではなさそう。ただ先に同行者を書くときは、その同行者と来てくださいねーって感じ。代表者に関する表記も前々からあったものと変わりなし。

 

※2 転売・譲渡に関して細かく書かれています。それだけ高額転売が多いってことなんだろうなー。まぁそうでもしないと取しまわれないよねー。ファン全員への連帯責任ってやつですかねー。ほんと高額転売と複数名義してるひとたち滅びればいいのに←

 

※3 同一住所でも、家族なら別口で申し込み可能。でも先に同行者を決める場合は、当たったら本人とその同行者のみ。つまり、パパ名義で同行者娘にして当たったら、行くのは絶対パパと娘だぞってこと。先に同行者書く場合は、重複申し込みにならなければ複数応募可能なやつはOKなはず。

まあ、家族名義でも、同行者と代表者入れ違いで重複申し込みにならない複数応募も、「一人でも多くのチケット購入者の方にコンサート及び舞台を見ていただくことを目的としたもの」という考え方だと、高倍率な公演だと、一番に切られる案件だとは思うよね←

 

チケット販売規約の改正につきましては、いろいろ思うところもあるので、次の記事にその思いは吐き出したいと思います。まずは、規約に関する内容のみを。こちらも、解釈に関する質問等ありましたら、お気軽にどうぞ。

 

 

 

改定後のJFC会員規約をきちんと読み込んでみた。

こんにちは。今回は6月1日に改定されるJFCの会員規約について簡単にまとめてみました。

みなさんは、クレジットカード契約の約款や、こういったファンクラブの規約をきちんと読んだことはありますでしょうか。文字も細かいし、長いし、どうせ入会・契約するし、、、。と読み飛ばしてる方も多くいらっしゃると思います。そういった方のお役に少しでも立てれば幸いです。

 

そもそも会員規約には何が書いてあるの?

ここでは、そもそもの会員規約のおさらいなので、読み込んでいらっしゃる方は読み飛ばしていただいて構いません。

現行の会員規約は1条から7条までの項目があります。それぞれの項目を簡単に説明しますが、禁止事項辺りは、一度ちゃんと読むことをオススメします。

・1条(目的)

JFCの目的、みなさんこの規約に同意していますよね?っていう確認文句。

・2条(会員)

どんな人が会員になれるのか、なれないのか。会員が手にすることができるサービス・特典について、有効期限の見方、会員証についてなどなど。

・3条(禁止事項)

会員資格を譲渡、名義貸し、著作権、肖像権の侵害、JFC限定の内容の漏えい、ファンとしての品格を欠く行為など、会員として破ってはいけない事柄が書かれています。

・4条(会員資格の喪失)

こういうことをしたら会員資格を抹消しますよという内容。

・5条(免責)

会社や所属タレントが責任を負わない内容について。

・6条(個人情報の取り扱いについて)

番協やイベントなどで得た個人情報の取り扱いについて。

・7条(紛争の解決)

規約によって解決できない内容をどのように解決するか。

 

改定後の会員規約

私の手元には平成17年4月1日改定・施行の会員規約、平成18年4月1日改定・施行の会員規約、そして今回の平成29年6月1日改定・施行の会員規約の3つがあります。

 

平成18年4月1日に改定されたものは、第3条(禁止事項)「架空名義の使用、名義の使用・住所/電話番号の借用」が追加されたというシンプルなものでした。

 

今回の平成29年6月1日改定・施行の会員規約は大幅な変更がありました。まず、7条までから、16条まで増加。(追加項目には簡易的な説明をいれます。)変更された部分は各項目ごとに記載。簡略化して書いているので、一度きちんと規約を読むをことをオススメします。(現行の規約をお持ちの方はそちらと見比べて頂くと分かり易いかもしれません。)6月1日改定の規約はJnetのファミリークラブページの一番下の「会員規約」から非会員の方でも閲覧可能です。

 

・1条(目的)

・2条(会員規約)

会員規約の変更・追加・修正の際にはサイトやメールでその旨を通知。その変更内容に対して意義申し立て、途中退会も可能。(意義に対しては誠実に対応するまで記載あり)

・3条(定義)

規約に使用する用語の定義。

・4条(通知)

会員に対して、サイトへの掲載、メールなどを使って情報を通知。通知完了は、会員からそのサイトを閲覧できる状態になったとき、メールを送信完了した日にち。会報の配送日等は会員サイトに表示して通知。※1

・5条(会員)

会員の満たさなくてはならない条件。未成年に関する内容が追加。暴力団関係の入会が不可という記載の追加。

会員資格はマイページで確認可能。番組協力は会員であっても申し込みに制限がある場合もあることなどの事柄の追加。

・6条(登録)

会員登録の際には、会員証が届く前に登録した電子アドレスに会員番号を先行通知。

ジュニア情報局に関する項目の追加。

・7条(入会金・年会費)

更新の際は支払猶予が有効期限経過後3か月あるが、3か月遅れで更新しても従来の更新日から1年が会員資格。「振込用紙が届かなかったなどの理由で・・」の文章は削除。

・8条(会員特典)

チケットの優先申し込み、最新情報の案内、動画の配信。会員特典に変更が生じた場合は事前にJnetに告知。配信動画は予告なしに削除される可能性あり。※2

・9条(会員の義務)

会員証の譲渡・借用の禁止。会員証紛失の際は1度のみ再発行可能。公演会場には会員証を持参すること。変更が生じた場合は速やかに変更手続きを行うこと。ネットへの費用は会員持ちだぞって話。

・10条(禁止事項)

PCウイルスなどの有害なプログラムを使用すること。番組協力に関する内容が追加。

・11条(会員資格の喪失)

会員が有効期間内に退会を申し入れた時、有効期限が過ぎても年会費を振り込まなかった場合、強制退会となった場合に当てはまる時は年会費・入会費の返還は無しという記載に。※3

・12条(損害賠償)

会員はこんな時に損害賠償に応じなきゃいけませんよって内容。

・13条(免責)

・14条(個人情報の取り扱いについて)

・15条(サービスの停止・中止・変更等)

こんな時はサービスを止めることがありますよって内容。

・16条(紛争の解決・裁判管轄)

なんかあったら話し合いで解決しましょう。裁判所の管轄は東京地方裁判所or東京簡易裁判所を第一審の管轄裁判所にしますよって内容。

 

※1「いつ言った問題」の解決策ですね。改定・更新・すべてにおいてなんかしらの方法で通知をしていただけるようです。

※2特典内容の記載。でも会報のことはなんも触れてないので、会報に関しては各グループ采配になる可能性有。

※3つまり、グループが解散した時は年会費・入会費の返済に応じるってことなんだと思う。その返済方法についての記載が全くないのは、向こうも返金に関する金額はまだ検討中ということなのだろうか。

 

ざーと読んでみた結果です。最初にも書きましたが、9条の会員の義務等、10条の禁止事項、は一読することをオススメします。そんなこと知らなかった!じゃすまないと思うので。まあ、名義貸したり、肖像権の侵害をしてなきゃいいんですけどね。え、こんなこともだめなの?!ってなるかもしれませんし。今回結構詳しく書いてあります。

会員の権利に関する事柄や、譲渡、貸与、名義変更に関しては多く書いてあるので、今後本人確認が徹底されていくのかなぁという気もしています。(そうなってほしいという願いも込めて)

本当はチケット販売規約までやりたかったんだけど長くなるので次にしますね。

 

 

アイドルとファンとCD購買論争(訂正・追記)

ご無沙汰しております。

 最近CDの売上とライブの箱の話とか、ファンの購買率の悪さとかが話題になっていますが、ぶっちゃけどうなんだよってことで、感じたことと考えたことをつらつらと。

 

CDを買わない人はファンじゃない論争

ファンの定義は「そのアーティストのことを好きかどうか」だと思っているので、茶の間ファンとか顔ファンとかいう言葉があるようにファンの種類は様々だ。私はファンに格付けするのはあまり好きではないので、好きならファンと公言するのはご自由にどうぞって感じ。FCに入ったってCDにお金を費やさない人はいるし、FCに入っていなくたってCDを買う人はいる。だから、CDを買わないならファンじゃない!FCに入っていないからファンじゃない!とは言わない。「好きだからファンだ!」それでいいと思う。でもそれによって格付けする必要なんてないし、友達に毎回さそってもらってFCには入会していないけど、ライブにはいくという人もいるでしょ?たぶん今回の「CDを買わない人はファンじゃない論争」は、 CDは1種類しか買わない主義なんです。でもそれで見れない特典とかはあきらめているんです。っていうファンの人のことを悪く言っているわけじゃないと思うんだよ。そうじゃない人たちが増えているのもまた事実でそこに対しての意見だと思うのね。

 FC未入会なら限定の動画だって見れないはずだし、CDを買わなかったら特典映像だって見れないはずだ。それを諦めてCDも買えるやつしか買わないスタイルのファンの方々をとやかく言っているわけではない。お金が無いからCDは全形態買わないけど、特典はシェアすればいいよね?ていう感覚のファンに対しての、それは虫が良すぎる話だし、正当化していい話じゃないだろ!?」って話なんだと思う。(20周年の後輩が出るからそこだけダビングさせてくれ論争に似ている)

 

ここ数年SNSとか、動画サイトとかでPVだったり特典だったりが無法地帯のごとく上げられているし、DVDとかのダビングをする専用の垢とかある。そういうことを頼って、「ダビングしてもらうから」、「データもらうから」、『お金ないしCDは買わない。』ってのは待ってくれという話なのでは・・・。

ヲタクをやるにはお金がかかるのだ。ずべでの雑誌を買う、円盤も揃えるってのには財力がいる。私だって学生の時は全部のCDなんて買えなかったし、DVDだって揃えてはこなかった。でも、手に入れられてないものに関しては諦めていた。友達に借りて見せてもらうことはあっても、手元に残すことは諦めていたのだ。それを諦めずに「買えないファンだっているんです!でも動画とかシリアルの特典は欲しいんです!」って言うのは、正直「知らねーよ」と思う。(口が悪い)

 

無理して買えとは言わない。欲しいものを買えばいいし、趣味に使えるお金の額だって違う。私だって全ての雑誌や円盤系を買ってきたわけじゃない。ただ、買えないことを正当化して、買えなくても特典映像とか色んなものを求めるっていうのは間違っているんじゃないだろうか。やるならオフレコでやってくれ。

 FC会員の動画だって、会費を払ってるから見れる対価なのと同じで、CDやDVDの特典映像だって、買った人への対価なんだよ。それを「買ってないけどシェアしてもらえばいいや!」みたいなのを公然とやられると腹が立つし、まだ普通に買えるCDやDVDの特典がSNSに『お裾分け』と称してupされて、「持ってないので嬉しいですはお裾分けありがとうございます!」的なやり取りを見ると、そういう人々と同じ土俵で数えられてるというのは少し腹立たしいと思う気持ちもわかるなぁと。少しね!

 

CDの売上とライブ開催は比例するんだぞ!論争

「CDの売上が良ければ、グループでの活動が増えるし、ライブも増える!!」って話は、V620周年のオーラスの会見の前につーこさんっていう事務所の人が声を高らかに言っていた言葉に付随する。

「でもどれだけお茶の間人気があっても全てはCDの売り上げでアレコレ決まってくるからCDを買ってください」

これに関しては、理にかなってる話だと思うし、向こうも商売だから「買わなくていいですよー!!」とはな言わないでしょうよ。。

ジャニーズは会社が箱を抑えてグループに会場を振り分けているという話を聞く。(それが本当かどうかは審議しようがないが、今年のSMAPの件があるので信憑性はあると思っている)だとすると、CD売上の良いグループに現場を増やすことで新規ファンを獲得し、売り上げの基本額を上げたい!というのは、ビジネススタイルとしてはよくある話だと思う。売れるものは新商品もでるし、売れないものは出ない。それはビジネスでは仕方ない。でも、これが普通の商品と違うのは、各グループごとに会員という有料でお金を毎年払うシステムがあるということだ。毎年一定の額を取っているのであれば、CD出すなり、ライブやるなり、現場をくださいよ!って話になってくる。そこをあの事務所さんは書き違えている気がするんだよなぁ。アーティストを人質に年会費を取られてるってのは好きじゃない。

 

若いグループには現場を与えて、固定ファンを増やす。でも昔からあるグループは、2年とかそれ以上間隔を開けての現場になったりする。もちろん、本人達の意向もあるだろうから、一概に全てそうだとは言わないけども。。大人なんだから待てるでしょ?!待てないなら、今オススメの後輩グループの応援でもどうですか?って感じは本当に許せないんだよ。私はSMAPでライブが半年に1度→1年に1度→2年に1度→解散となっていった経緯を見てきたからなおさら。毎回シングルの初週売上が10万枚超えても(会員数からしたら決して多い枚数ではない)、ライブの回数は減るし、解散だってするってのを見てると、「売り上げが今後の活動に影響するってこれか」と思うこともあるわけです。

 

V6は2年に1度のライブでも、個人のお仕事も充実してるし、FC枠でのチケットの応募もできるし、会報も充実してるし、個人的には全然文句ないレベル。これくらいのルーティンでいいんじゃないかな。

 そもそも売上枚数って  本当に影響しているのだろうか。

 

CDの売り上げって結局何なのだろうか。

SMAPとV6のことを並べて書くのは私が両方のファンであるいうだけなので、比べてどうたって話じゃないので悪しからず。

 

本来、会員数と売上は同等になるはずなのだ。「応援したい人がFC会員になってるはず、したら、1人1形態は買ってくれるはずだ!」っていう解釈は理にかなってると思う。(名義貸しとか言うのは本来無いはずのものとして書いている)でも、会員数が、100万を超えてるからと言って毎回ミリオン達成する訳では無い。この結果が、複数名義や失効名義の縮図だと思うのだ。

 

SMAPとV6ファンになったのは小学生のころで、特に親がファンだったわけでもないし、当時FC会員だった訳でもなかった。月々のお小遣い500円とか1000円を全てCDに費やすわけにはいかず、買いたい気持ちは山々だけど、レンタルで済ませていた時期もあった。そりゃ、社会人と学生では、持ってるお金の違うんだから仕方ない。うん。諭吉さんなんてクリスマスとかお正月に巡り合えればありがたいってレベルだったし。そういう特別な日にお金を握りしめてライブDVDをやアルバムに手を伸ばしたり、「プレゼントに買ってほしい!」と親に懇願したりしていたんだよ。懐かしい。

 

高校に入りFCに入会し、大学生になりアルバイトを始めてからは、アルバムやシングルも購入するようになったが、SMAPのCDに関しては初回盤しか買っていなかった。というのも、初回限定盤と通常盤の違いはPVが付くか付かないか程度の差だったからである。そもそも複数形態売りを始めたのが、2010年と遅く、学生の身分としては本当にありがたかった。神様女神様ビクター様。店舗ごとにポスターが違うことはなく、(買うCDによってもらえる絵柄が違うことはあったが)、早期購入特典はB2サイズのポスター一択だった。

ひとまず最後のシングルとなってしまった「Otherside/愛が止まるまでは」(3形態)は初動で169.200枚売れた。SMAPの会員数は100万人いるとされていて、複数名義や失効名義を考慮して有効会員が累計の8割の80万人だと過程して考えると、有効会員の21%が買っているだけに留まったわけである。(1人1枚計算)

「MVみないからレンタルでいいかなー」っていう人も多かったのかしらという気もする。面白いのは、2010年の複数形態開始まで、1形態で特典もつかないCDのみで販売をしていた間も、30万枚40万枚売れていたことである。SMAPは、ジャケ写に本人写真を使っていないものも多い。ジャケ写も特典も売り上げに関係ないとするとやはり、曲そのものがファン以外に受けが良いかどうかが肝になるのだろうか。まぁ本来曲をメインで買うものだと思っているので道理に合っていると思う。

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その一方でV6が複数形態売りを始めたのは2004年。当時の私にはそんな財力は到底ななかったし、大学生になるまで部活三昧でアルバイトをしていなかった私にとって複数形態でこんなに特典が違うのはとてもハードルが高く、ライトファンになっていた時期である。もちろん当時はFCにも入っていないので、ライブにもいけず、今みたいにSNSも発達していなかったので情報に疎い私は、TVをみて応援するだけで、TVに出なくなった時期は必然的に離れていたことになる。

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V6のCDやDVD、雑誌等を全形態買い集めるようになったのは、社会人になってFCに入会してからである。それに伴い離れていた時期のCDを買い集めているのだが、なんせ流通が少ないのだ。初回盤のCDを後から購入しようとすると、某フリマサイトや某中古ショップを片っ端から回ってどうにか定価以下のものを探し回ることになるのだが、なんせ流通が少ない上に、高額なのである。「ああ、あのとき買っておけばよかった」と思うのだが、そんなことはもう仕方ないので、ある程度の諦めはしている。一度買った物をファンが手放さないというのはものすごく素敵なことなのだが、出戻りに厳しいV6兄さん。

※プレミア価格のCD購入を推奨しているわけじゃないです。

 

最近売り上げ枚数の件が騒がれているが、V6は今約290.000人の会員がいるといわれている。この中で複数名義うや失効名義を考えて8割の名義が生きていると考えて、約230.000人。今回の「COLORS/太陽と月の子どもたち」(3形態)の売り上げ累計が5月5日付で82.427枚なので、有効会員の約36%がCDを買っていることになる。(1人1枚計算)

 

比較対象としていくつかのグループの最新シングルの初動週間売り上げを基に書く。(売り上げ枚数はBillboard JAPANのサイトを参照)

 

TOKIO 「愛!wanna be with you...」(3形態)は17.104枚。会員数約109.000人のうち、有効会員を8割の87.200人だとして、有効会員の10%がCDを購入していることになる(1人1枚計算)

Kinki Kids 「道は手ずから夢の花」(3形態)は164.989枚。会員数約520.000人のうち、有効会員を8割の416.000人だとして、有効会員の約40%購入していることになる。(1人1枚計算)

・嵐 「I'll be there」(2形態)は424.861枚。会員数約2.000.000人のうち有効会員を8割の1.600.000人だとして、有効会員の26%がCDを購入していることになる。(1人1枚計算)

タッキー&翼 「山手線内回り~愛の迷路~」(4形態)は22.537枚。会員数約130.000人のうち有効会員を8割の104.000人だとして、有効会員の約22%がCDを購入しているということになる(1人1枚計算)

・NEWS 「EMMA」(3形態)130.627枚。会員数約230.000人のうち、有効会員を8割の184.000人だとして、有効会員の71%がCDを購入していることになる。(1人1枚計算)

関ジャニ∞ 「なぐりガキBEAT」(3形態)は252.508枚。会員数約470.000人のうち、有効会員を8割の376.000人とすると、有効会員の67%がCDを購入していることになる。(1人1枚計算)

・KAT-TUN 「UNLOCK」(4形態)217.454枚。会員数約170.000人のうち、有効会員を8割の136.000人とすると、有効会員の全員が1人約2枚購入していることになる。

・Hey!Say!JUMP 「OVER THE TOP」(3形態)283.090枚。会員数約366.000人のうち、有効会員を8割の292.800人とすると、有効会員の97%がCDを購入していることになる(1人1枚計算)

Kis-My-Ft2 「INTER」(3形態)195.038枚。会員数約365.000人のうち、有効会員を8割の292.000人とすると、有効会員の約67%がCDを購入していることになる。(1人1枚計算)

・SexyZone「ROCK THA TOWN」(3形態)107.753枚。会員数約150.000人のうち、有効会員を8割の120.000人とすると、有効会員の約90%がCDを購入していることになる。(1人1枚計算)

・A.B.C-Z 「Reboot!!!」(3形態)48.084枚。会員数約33.000人のうち、有効会員を8割の26.400人とすると、有効会員全員が1人約2枚購入していることになる。

ジャニーズWEST 「人生は素晴らしい」(3形態)122.345枚。会員数約126.000人のうち、有効会員を8割の100.800人とすると、有効会員全員が1人約1枚購入していることになる。

 

最初に書いておくが、全てのグループの有効会員数を全体の8割で統一してしまっているのは無理がある。FC結成から日数が経つにつれて、失効会員は増ているはずだ。逆に購買率が70%になるくらいの会員数しか有効会員はいないのかもしれない。それに、FC会員外の人の購買数を全く考えていないので、そこはごめんなさい。でも、ここで、最初に書いた「会員数と、売上枚数は本来同等になるはず」という概念が崩れるわけだ。複数形態をすべてor追加購入するファンがいる中、1人1枚計算での購入割合が出てしまう。会員数が多いほど売上が多いのは当たり前だが、購買率で考えたら大差ないのでは..。これで売り上げがものをいうって言われても、まぁ、、ねぇって感じである。(それが買わなくていいって話になる訳では無いのだけど)

 (kinkiさんの計算ミス直しました。1桁売上枚数間違えました。ごめんなさい。また計算間違えてたらこっそり教えてください、。)

 

特典の違いとか形態の違いはレーベルごとに大差があるので、なんとも言えないのだが、形態が増えると売り上げが伸びるのかというとそういうわけではなさそうなので、また難しいところなんだなぁと思う。MV以外早期購入特典が付き始めたのはつい最近のことなので、まだ比較対象が少ないのだが、そういった購入特典も少なからず影響しているような気がする。店舗によって特典が違ったりするともうきりがない。ある程度の取捨選択をする必要があるなぁと思うのである。全部を買い集める無限の財力は持ち合わせていないのだから。

 

結局何が言いたいんだ←

CDも雑誌も買いたいものを買えばいいと思う。この曲が好きだから、この特典が見たいから、この写真が好きだからそれでいいじゃないか。本来そういうものだと思っているので。掛け持ちしてて厳しいから、今余裕がないから、それは個人の問題だから、自由でいいと思う。

でもわたしたちが公式にお金を落とせるのって、ライブのグッツと、CD・DVDなどの円盤と、公式写真と、FCの年会費と、チケ代だけだから。公式写真だって買う人が少なくなればなくなっていくだろうし(今の一番の不安どころはそこだよ。。)、CD・DVDが売れればメディア露出も増えるだろうし、エイベ様は複数形態売りのプロ(勝手に呼んでる)なので、売る努力はしてくれているから、私たちにできることは、買って貢献するだけだと思ってるので。。。

 

あと個人的には、突然目の前から大好きなグループがなくなるというのを経験しているので、メディアの露出が減ることへの恐怖心が強いのもある。私にとって全形態そろえるのは願掛けに似たものもあるのかもしれない。それに、後で買い求めるときの大変さも知ってるから、なるべくその時に買うようにしてるってのもある。

「CDを買わないならファンじゃない」なんて言わない。私だってCD買ってないのもあるけどファンだと思ってるし。応援の手段は人それぞれだとは思うけど、なるべく公式にお金を落とすということを意識したら少しはかわるんじゃないかなと思っている。

例えば、特典やDVDのダビングにお金に充てるんだったら、今販売されていて持っていない公式の円盤を買おうよ?闇写とか非公式グッツに手をだすなら、公式写真や公式グッツを買おう?そういうところの意識改革が必要なのかなって気はしてる。